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【OUTRIDERS】アウトライダーズの評価は?隠れた神ゲーTPSであることが判明!

発売当初、致命的なバグが多かったことで埋もれてしまった、スクエア・エニックスの作品「OUT RIDERS(アウトライダーズ)」。

発売前では「約束された神ゲー」と比喩されることも少なくなかったせいか、発売後のバグ多発で多くのユーザーが離れたようだ。
現在では「約束が破られたクソゲー」とでも言われているのだろうか?針千本飲まされたのだろうか?

それはさておき、ちゃたたがプレイした感想を一言で表そう。

 

 

「神ゲー」

 

 

ここからは、ちゃたたの独断と偏見に加え、アウトライダーズの評価について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてほしい。

アウトライダーズ(OUTRIDERS)の基本情報

ゲームタイトル OUTRIDERS(アウトライダーズ)
開発元 People Can Fly
販売元 SQUARE ENIX(スクウェア・エニックス)
発売日 2021年4月1日
ジャンル  TPS、 アクションRPG、 アクションアドベンチャー
プラットフォーム PlayStation4、PlayStation5、Xbox One、Xbox Series X/S、Microsoft Windows、Project xCloud、Google Stadia
プレイ人数 1~3人
オンラインプレイ
クロスプラットフォーム
体験版
マジで埋もれた神ゲーだね!
開発元のPeople Can Flyはフォートナイトも手掛けたことがある実力のある企業だから、その分期待値も高い!
なにより、さすがスクエニと言わざるを得ない物語の出来栄えは、ムービーシーンをスキップしがちのちゃたたでも黙って見入ってしまうほど…
フレンドと一緒にプレイしたけど、ムービーシーンは互いに黙り込んでたわ(笑)ただ、日本語音声はPS4版では確認できなかったから、字幕を読むことになるぞ!
それでも海外の声優さんの圧倒的な演技力と、スクエニらしからぬきたねぇ英語がふんだんに使われてて、めちゃくちゃいい仕上がりだとちゃたたは思う!!

アウトライダーズ(OUT RIDERS)のゲーム概要

アウトライダーズは、ハクスラ要素のあるTPS(三人称視点シューティングゲーム)だ。
最大3人まで一緒にプレイできるCo-opであり、クロスプラットフォーム対応である。

ストーリーに沿ってマップを行き来し、メインクエスト及びサブクエストを進行することでレベルアップ、スキルの割り振りを行い、自分だけのアウトライダーを育成できる。

武器は数十種類以上あり、それぞれレアリティによって付帯スキルが変動する。
スキルの割り振りが何度でもやり直せることから、「攻撃特化」「属性特化」のように、好みのプレイスタイルで何度でも楽しめる作品だ。

ワールドティアと呼ばれる「敵が強くなるがドロップも良くなる」システムを導入しており、進めれば進めるほどよりレアリティの高い装備が獲得できる。
クリア後も楽しめるエンドコンテンツや、有料追加コンテンツの発売により、神ゲーと呼ばれるようになったのだ。

ストーリー

西暦2076年、人類は新天地を求め移民船フローレスで荒廃した地球を後にした

彼らが目指すのは、地球に近い環境の惑星エノク
しかし楽園と思われたその星は、時空が歪み電磁嵐が頻発する過酷な場所だった

植民計画は失敗に終わり、わずかな資源をめぐって殺しあう人々…

人類の運命は、先遣隊「アウトライダーズ」に託された…

チュートリアルからストーリーがつながっているぞ!
ちゃたたは最初すっ飛ばしたから何が何だかわからない状態で始まって焦った記憶があるな…w地球が崩壊するから新しい移住先を求めて着陸した惑星が「エノク」ってことだな。
豊かな自然があり、水がある、本当に地球にそっくりな場所だね。それがまさかあんなことになるなんて……
ネタバレになるからこれ以上は言えないぜ!!

主要登場人物

まずはアウトライダーズに出てくる個性豊かな登場人物を紹介しよう。

ストーリーを進めていくことで新たな仲間や敵と出会うアウトライダーズは、登場人物がそれぞれ魅力的だ。
とくに会話にはぜひ注目してもらいたい。それぞれの発言にはアメリカンな言い回しや表現が込められており、見ていて非常に愉快である。

主人公

特殊部隊「アウトライダーズ」の一員。
傭兵として任に就いており、上官、同僚、部下からは厚い信頼を得ている。
武器の扱いに長けているほか、肝が据わっており、物怖じしない。
仲間思いでユーモア溢れる発言も多々見られるが、敵とみなした者を躊躇なく殺す冷酷な一面も持つ。

ヤコブ・ダブロウスキー

特殊部隊「アウトライダーズ」の一員。
トレードマークは、サングラス。
車の運転や整備、技術面に特化しており、主人公を「ボス」と呼び慕う。
主人公にとって大切な戦友であり相棒である。
歯に衣着せぬ発言やユーモアに富んだ発言が多いが、意外と真面目な一面も。
乱暴な発言とは裏腹に、優しい心を持っている。

シラ・グットマン

エノク入植局の一員。
惑星エノクの未知なるエネルギー「アノマリー」について関心を持つ。
知識と度胸を兼ね備えた女性で、主人公とともに惑星エノクに降り立つ。
主人公を誘い、知らない惑星で記念撮影するほど楽観的な性格であったが…

アブラハム・ザヒディ

現在の人類の中では最高の学者と呼ばれる博士。
父とともに惑星エノクに降り立ち、すべての知識を学んだ。
命を尊び、敵ですらも助けようとする心は清らかであるが、今の惑星エノクでは通用しない。
主人公と出会い、行動を共にするが…

セス

エノク入植局の味方をする数少ない「変異者」。
主人公よりも強大な力を持ち、モロクを倒すために戦場へと赴く。

モロク

セスと対峙する「変異者」。
強大すぎる力は、大地を焼き尽くす。
目的、行動、すべてが不明。
常に人形を背負っているが…

アウトライダーズ(OUT RIDERS)の良い評価・感想

ここからは、ちゃたたが実際にプレイした感想を正直に話そう。
まずは良い評価・感想からだが、まさに神ゲーであることを前提に置いておこう。

引き込まれるストーリーと癖になる数々の会話

スクエニのお家芸ともいえるストーリーは、アウトライダーズにも継承されており、非常に引き込まれる作品となっている。
YouTubeには、ストーリーのみを切り抜いた動画がアップロードされるほど、観ていられる作品だ。

多くの人が死に、多くの人が登場するアウトライダーズは、プレイ中何度も「本当にスクエニか?」と思うほど残酷に描かれており、胸が熱くなる展開もあった。

そして残酷なストーリーに加えられた「会話」に注目してほしい。多少の英語が分かる人なら聞こえてくるだろう「Fxxking」「Bxxch」
しかもかなりの頻度で聞こえてくる。聞こえないフリをしていても、聞こえてくる。

スクエニ史上最も汚い英語を使用しているのではないか、と耳を疑いたくなるが、それがまた非常に面白い。
余談だが、英語では過剰な表現をする際に「Fxxking」を用いると聞いたことがある。おそらくネイティブ英語を意識した結果といえるだろう。

会話の中では、皮肉めいたことやお決まりのアメリカンジョークが連発し、観ているプレイヤーを飽きさせない。
ときに重要な会話もあれば、くだらない会話もある。ちゃたたがとくに注目して欲しい人物は「ヤコブ」とだけ伝えておこう。

忘れてはいけない評価ポイントとして、主人公がしっかりと話すことだ。

キャラクターメイクができるゲームは、基本的に主人公が話さない印象が多いのだが、アウトライダーズは自分が作成したキャラクターがしっかりと話す
ムービーシーンの会話はフルボイスとなっており、自分が設定した主人公がそのまま動き、そのまま話す。
装備もムービーシーンに反映されるため、観ていて非常に楽しめる。

ストーリーを重視する人に、ちゃたたはアウトライダーズを真っ先におすすめするだろう。

ハクスラ要素のある装備と自由な付与効果

アウトライダーズは、ハクスラ要素のあるゲームであるため、敵を倒すことで各種装備がドロップする。

装備にはレア度があり「コモン(白)→アンコモン(緑)→レア(青)→エピック(紫)→レジェンダリー(金)」となり、右にいけばいくほどレア度が高く、強い装備だ。

全般的にドロップ率は高いが、ハクスラ要素で懸念される「最初から強い装備がドロップして無双できる」ことはプレイ中起こらなかった。

レジェンダリーは、なかなか落ちることがないからである。そして装備にもそれぞれ「モジュール」と呼ばれるスキルやステータスが上がる付与効果があるため、どの装備も非常に魅力的だ。

エピック以上の装備となる場合、モジュールが2つ付くことになり、どちらか一方を好きなモジュールに交換できるシステムもある。
モジュール付きの装備を分解することでモジュールが手に入り、以後何度でも付け替えられるようになるのだ。

たとえば、敵に銃を撃つと雷が落ちる効果、銃弾に氷属性を付与して撃った敵が固まる効果、撃った相手に隕石が降り注ぐ効果や付近の敵を巻き込んで電撃を与える効果などが挙げられる。

非常に多彩な効果を付与できるモジュールは、アウトライダーズの魅力を担っている最大の理由ともいえるだろう。
付け替えることで、ピストルでも敵に大ダメージを与える最強の武器となるため、どの装備もモジュール次第では化ける可能性がある。

ハクスラ好きな人は、ぜひとも遊んでほしい作品といえるだろう。

極めても極めきれないエンドコンテンツ

アウトライダーズのメインストーリー自体は、正直そこまで長くない。どちらかというとライトユーザー向けであるのではないだろうか。

しかし、ヘビーユーザーが楽しめる要素をふんだんに取り入れている。
それは、基本のレベル上限となるLv30を達成すると解放される「アポカリプスティア」と、追加購入できるDLCといえるだろう。

レジェンダリーのドロップ率が向上するほか、メインストーリーをクリアすると「ドロップポッドリソース」と呼ばれる通貨を入手できるコンテンツ「遠征」が解放される。

遠征で入手できるドロップポッドリソースは、レジェンダリーが売られるショップで利用できる専用通貨だ。
ここからが、本当のアウトライダーズの戦いといえるのではないだろうか。

遠征に登場する敵は、強大であるため、2人以上のプレイヤーで挑戦をおすすめする。※ここではネタバレになるのであえて触れないが、ソロで楽々クリアできるビルドも存在している。

まさしくエンドコンテンツと呼べる内容になっており、1、2日で終わるものではないことは確かだ。
ちゃたたもアウトライダーズを1か月近くプレイしているが、未だ全コンテンツをクリアできていないし、最強のビルド育成もできていない。
また、モジュールもすべて獲得していないため、まだまだこれからプレイしていく予定である。

メインストーリークリアのみでも満足できる設計だが、エンドコンテンツやDLCでより一層楽しめるのがアウトライダーズであるとちゃたたは思う。
ぜひ、DLCを購入して最後までアウトライダーズを楽しんでほしいところだ。

アウトライダーズ(OUTRIDERS)悪い評価・感想

良い評価に加えて、悪い評価や感想も記しておこう。

どんなゲームにも欠点やネガティブポイントがあるように、アウトライダーズにも存在する。
それぞれの評価を読んだ上で、購入の可否を決めてみてほしい。

後半はスキルがメインのゲームになりがち

アウトライダーズは、はじめるときに4つのジョブを選ぶことができる。
それぞれ頼れる固有スキルを使用できるのだが、後半はスキルがメインのゲームになるだろう。

たとえば、ちゃたたが選択した「テクノマンサー」は、ミニガンやタレットといった兵器スキルを持つジョブであるのだが、このスキルが強すぎるのだ。
モジュールと組み合わせることで本来160発しか撃てないミニガンの弾が無限に撃てるようになり、与えたダメージに応じてHP回復できるテクノマンサーは、ほぼ死なない。

最終的にはミニガン特化ビルド、タレット特化ビルド、毒特化ビルドといった、さまざまな無双ビルドになれるジョブだ。
インターネットで検索すれば、誰でも無敵のアウトライダーになれてしまう。

せっかくのハクスラ要素が台無しになるほか、クエストもすべてただの作業になる。
スキル特化のビルドにしなければ勝てない武器の弱さもまた、低評価につながっているのではないだろうか。
武器が頼りにならない訳ではないが、固有スキルが強すぎるため、比較すると武器を使用するメリットがほぼない

以上のような観点からテクノマンサーは、正直おすすめできない。(他ジョブでも最終的には同じだが…)

敵を無双したい人みるみる上がる与ダメージに興奮を覚える人なら、問題なく楽しめるだろう。

ソロではエンドコンテンツが困難

エンドコンテンツである遠征は、正直ソロでのクリアが厳しい
そのため、ソロではなくフレンドと一緒にプレイすることをおすすめする。

DLCは実装されたものの、現在オンラインでプレイしている人はまったくいない…
ちゃたたは10分以上待ってみたが、誰も見つからなかった。
そのため、クリアするには自分の装備を強いもので揃えてソロで挑むか、フレンドと一緒に行くしかない。

ソロでプレイする人は、クリアできる火力と回復力を持つテクノマンサーか、とにかく防御力重視のデバステーターがおすすめだ。

しかし前述した通り、ミニガン特化のようなスキルに全振りしなければソロでのクリアは困難であるため、ゲーム自体がつまらなくなる可能性は非常に高い。

フレンドと一緒に、ストーリーや主人公達の会話を楽しみながら進めることがおすすめのゲームといえるだろう。

アウトライダーズ(OUTRIDERS)をおすすめする人/しない人

良い評価と悪い評価を基にして、アウトライダーズをおすすめする人としない人に分けて解説する。

ちゃたたの独断と偏見によるものだから、参考程度に留めておいてほしい。
どんなゲームであろうと、まずは触ってみることが一番だからだ。

おすすめする人

  • ハクスラが好きな人
  • ストーリー(物語)を重視する人
  • シューティングが好きな人
  • シューティングゲーム初心者
  • PS Plus エクストラ/プレミアムに加入中の人

ハクスラ要素がある点や、引き込まれる物語になっている点に加えて、TPSであるためシューティングゲームが好きな人におすすめができる。
スキルや装備で強くなれるから、シューティングが苦手な人でも問題なくクリアできるぞ。

さらに、PS Plusのゲームカタログに含まれているから、本編は無料でプレイできる。(2023/3/25現在)
DLCは、購入しなければならないが、本編を持っていれば安く購入できるため、おすすめだ。

おすすめしない人

  • 戦争、争いがテーマのゲームが苦手な人
  • 自分の実力(AIMや立ち回り)で強くなりたい人
  • FPSが好きな人

アウトライダーズは、惑星エノクで起こる戦争がテーマとなるため、基本的に戦いの連続だ。
敵将軍を処刑したり、悪人を殺したりする描写も多くあるため、苦手な人もいるだろう。

基本的にハクスラ要素がある=装備で強くなるゲームであることから、自分の腕を競うものではない。
プレイヤースキルより、装備の強さに比例するため、自分の力でクリアする達成感を味わいたい人には向いていない。
もちろん強敵も存在するため、多少の達成感は得られるだろうが、ソウルライクなゲームやバトロワのような達成感とは違うだろう。

そして、アウトライダーズは三人称視点から変更できないため、一人称視点が好きなプレイヤーにはおすすめできない。
とは言っても、ちゃたたはFPSが大好きでTPSはほとんど触らない。しかし、ここまでハマったから視点による向き不向きは正直、問題ではないのかもしれない。

ちゃたたが教える!アウトライダーズ(OUTRIDERS)の攻略

最後に、アウトライダーズの初歩的な攻略を解説する。
チュートリアルやゲーム内の解説では、正直心許ないため、本記事を参考にしてみてほしい。

メインストーリー以外のコンテンツもプレイしよう

アウトライダーズは、メインストーリーに加えてサブクエストがいくつか存在する。

  • 歴史家クエスト
  • 賞金首クエスト
  • ハンタークエスト
  • サブクエスト

歴史家と呼ばれる地球の品々を集めるNPCや賞金首、ハンターといったクエストが全マップに存在する。
それぞれクエストをこなすことで報酬がもらえるのだ。

もらえる報酬は自分のレベルに比例して強いものがもらえるため、そつなくこなしていくことで経験値にもなるし装備も揃う。
メインストーリーのみでもクリアできないことはないが、会話含め楽しめる要素が豊富に含まれる各種サブクエストは、アウトライダーズをプレイするに当たって必要不可欠な要素といえるだろう。

装備の売却、分解、レベルアップについて

装備はストーリーを進めていくと、加工できるようになる。
入手した装備は、自分のレベルに合わせてドロップするため、1つの武器を使い続けることは難しい。
しかし、武器や防具はすべてレベルアップが可能であり、ステータス付与効果やモジュールも付け替えられる。

装備を分解すると「鉄」や「皮」が入手でき、モジュールを付け替える際に消費するアイテムだ。マップ内でも入手できるから見逃さないようにしよう。

そして、分解して入手したモジュールは、何回でも使えるので、付け替えたからといって消費されるものではない。
モジュールによるダメージ値は、装備のレベルに比例するため、同じモジュールでダメージ値に差がある場合はレベルを確認してみよう。
レベルアップさせれば同じダメージになるから、わざわざお気に入りの装備を捨てる必要がなくなるぞ。

前半はエピック以上のレアリティ装備はほとんどドロップしないため、アップグレードさせずに能力値が高いものを購入すれば問題ない。
エピックが入手できるようになったら、分解も視野に入れてどんどんカスタマイズさせていこう。

アウトライダーズ(OUTRIDERS)の評価まとめ

アウトライダーズの総合評価は★★★★★だ。非常に素晴らしいゲームである。

ストーリーの展開や主人公をはじめとした登場人物の会話など、プレイしていて楽しめる作品となっている。
後半はスキル主体のゲームとなるが、与ダメージが100万を超える場合もあるため、爽快感もある。

ハクスラの代表作ボーダーランズシリーズに似ている部分や、人気シューティングゲームDestinyシリーズに似ている部分もあり、ハクスラ要素のあるシューティングゲームの中では神作といえるだろう。

周回作業などが苦手な人はエンドコンテンツを極める必要もないため、やらない選択ができ、やり込みたい人はひたすら周回プレイができる。
ユーザーを選ばないゲームとして、ちゃたたは多くの人にアウトライダーズをおすすめしたい。

PS Plusのゲームカタログに含まれているから、ぜひ一度プレイしてみてくれ。

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