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メカブレイク評価レビュー|6軸10点満点で徹底分析【総合7.2点】

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『メカブレイク』は近未来SFメカによる多人数対戦アクションゲームである。高速戦闘とカスタマイズ性が特徴で、サイトロック機能により初心者でも参戦しやすい設計となっている。

本記事では筆者ちゃたろうが実際に50時間プレイし、Steam上のユーザーレビューも参考にしたうえで6軸10点満点でメカブレイクを評価する。

どのようなプレイヤーに向いているか、問題点も含めて詳しく解説していくからぜひ参考にしてほしい。

【総合評価】メカブレイクはおすすめできるアクションシューターゲーム

Mecha BREAK総合評価

 

当サイトでは、メカブレイクを6軸10点満点で精査した結果、総合評価7.2点となった。

評価項目 点数 主な理由
操作性・機動力 9 / 10 超高速移動の爽快感、直感的操作
戦闘システム 8 / 10 サイトロック機能、戦術重視設計
カスタマイズ性 9 / 10 豊富な塗装、15機体バリエーション
技術的完成度 6 / 10 Bot問題、UI複雑性が課題
マルチプレイ環境 5 / 10 ソロプレイヤーに不利な調整
継続性・更新 7 / 10 定期アップデート、新機体追加
総合評価 7.2 / 10 機動性は最高峰、協力前提が分岐点

メカブレイクの評価でとくに高い点は、爽快感のある高速戦闘が楽しめることや無料でプレイできるボリューム、P2W(Pay to Win)ではない点といえるだろう。

グラフィックやサウンドについても、「アーマードコア」や「ガンダムシリーズ」を手掛けた柳瀬敬之氏が担当したメカデザインと、「進撃の巨人」や「ゼノブレイドクロス」の楽曲を担当した澤野弘之氏による素晴らしい世界観で高い評価を得ている。

ちゃたろう以外の口コミでは次のような内容が挙げられており、良い評価のほうが多く挙がっていた。

メカブレイクの良い評価まとめ

・高速かつ遠近の多彩な戦闘が面白い
・Pay to Winではない
・慣れればすぐに扱える
・FPSが下手でも楽しめるし極めれば差別化できる
・本物のメカ愛を感じる
・自由度の高いカラーデザイン

メカブレイクの悪い評価まとめ

・Botが多すぎる
・義務ピック、機体の性能バランスが悪い
・コントローラー(パッド)の操作性が悪い
・視点移動速度に違和感がある
・デザインは全体的に良いが改善点もある

上記の評価から、メカブレイクをおすすめできる人とできない人は、次のようなプレイヤーだろう。

メカブレイクがおすすめの人

①爽快感のあるゲームやメカが好きな人

②友だちやチームでゲームを楽しみたい人

③基本プレイ無料のゲームを探している人

メカブレイクがおすすめではない人

①プレイヤースキル・個人の実力重視の人

②ストーリーやキャラクターの成長重視の人

③じっくりと計画を立てる戦闘シミュレーションが好きな人

メカブレイクは基本プレイ無料のゲームのため、評価やレビューのみで判断せず、実際のプレイ体験から面白いかどうかを判断してみてほしい。

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操作性と機動力の評価【9/10点】

メカブレイクの最大の魅力は、3次元空間での高速機動にある。

ブースト移動、ホバリング、変形機能を組み合わせた立体的な戦闘は他のゲームでは味わえない爽快感があるゲームだ。

Steam上でも「操作が気持ちいい」「飛び回るだけで楽しい」といった好評価が多数見られる。

サイトロック機能の革新性

メカブレイクは、サイトロック(自動照準)機能を採用している。これにより、精密なエイム力よりも機体操作と戦術判断が重要となる。

初心者でも参戦しやすく、プレイヤー層の拡大に貢献している設計だ。

ちゃたろう自身も、このシステムのおかげで戦闘に集中でき、メカを動かしているだけで楽しさを感じられた。

ただし、一部の狙撃系機体では従来通りの精密エイムが求められる点は注意が必要である。

戦闘システムとバランス【8/10点】

メカブレイクの戦闘は、機体特性の理解と戦術が勝敗を分ける。15種類の機体はそれぞれ異なる役割を持ち、チーム内での連携が重要となる設計だ。

Steam レビューでも「戦術性が高い」「チームワークが楽しい」といった評価が目立つ。

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機体バランスと多様性

基本12機体に加え、アンロック可能な3機体を含めた計15機体が用意されている。

近接格闘型、遠距離狙撃型、支援型など明確な役割分担があり、プレイスタイルに応じた選択が可能だ。各機体の武装や特殊能力を理解することで、より深い戦術や立ち回りが見えてくる。

しかし、上位ランク帯では特定機体の使用率が偏る傾向があり、バランス調整の余地が残されている。ちゃたろうの体感では、機体ごとの性能差を理解するまでに相当な時間を要した。

カスタマイズ性とビジュアル【9/10点】

メカブレイクのカスタマイズ要素は、非常に充実している。

特に塗装システムは秀逸で、新品の鮮やかなカラーリングから、あえて汚れや塗装剥がれを表現できる機能まで用意されている。

細かな表現力により、プレイヤーの個性を存分に発揮できる点は高評価といえるだろう。

塗装システムの魅力

塗装カスタマイズだけでも数時間は楽しめる充実ぶりだ。

戦闘で傷ついた機体を演出したり、自分だけのオリジナルカラーリングを施したりと、創作意欲をかき立てられる。

Steam上でも「カスタマイズが楽しい」「見た目にこだわれる」といった評価が多い。

ちゃたろうも塗装コンテンツに夢中になり、実際の戦闘よりもカスタマイズに時間を費やしてしまうほどの魅力を感じた。この要素だけでも十分にゲームの価値があると判断できる。

技術面の課題と問題点【6/10点】

技術的な完成度については改善の余地が大きい。

最も深刻なのはBot問題で、とくにプラチナ帯以上でもBotとのマッチングが発生する。

Steam レビューでも「ランクマッチでBotは萎える」「人口不足を感じる」といった不満が散見される。

UIの複雑性とアクセシビリティ

初見時のUI設計も課題の一つだ。機体選択、カスタマイズ、マッチング設定など、各機能へのアクセス方法が直感的ではない。

新規プレイヤーにとってはハードルとなっており、チュートリアルの充実化が求められる。

フレームレートやロード時間などの基本性能は良好だが、マッチング待機時間の長さも改善が必要だろう。ちゃたろうの体験では、平均3分程度の待機時間が発生した。

マルチプレイ環境の評価【5/10点】

メカブレイクは、明らかにパーティプレイを前提とした設計となっている。

ソロプレイヤーには不利な要素が多く、Steam上でも「ソロは厳しい」「パーティゲー」といった指摘が目立つ。

ソロプレイの厳しさ

実際にソロでランクマッチを行った結果、勝率は約5割程度にとどまった。一方、2人以上のパーティを組んだ場合の勝率は7割近くまで向上する。

この差は単純なスキル差では説明できず、ゲーム設計上の偏りを示しているといえるだろう。

ちゃたろうとしては、ソロプレイヤーへの配慮がもう少し欲しいところだ。ただし、パーティプレイ時の連携の楽しさは確実に感じられる。

メカブレイクの評価決定版!具体的なプレイ感想

Mecha BREAKプレイレビュー

ちゃたろうが実際にメカブレイクをプレイした感想を述べよう。

ちなみにPCスペックは、次のとおりだ。

  • PCモデル:GALLERIA XA7C-R47TS カスタム
  • プロセッサ:Intel®Core™ i7-14700 2.10 GHz
  • グラボ:GeFoce RTX 4070 Ti SUPER 16GB
  • メモリ:64GB
  • ストレージ:2TB

非常に快適にプレイできたことはもちろんだが、Unreal Engine 5にて制作されている美麗なグラフィックも、ぬるぬるとした動きでスピーディな戦闘を楽しめる要素の一つといえるだろう。

メカブレイクの評価①|高速で派手な戦闘の「圧倒的爽快感」と感動ポイント

高速戦闘による圧倒的な爽快感はメカブレイクならではの魅力といえる。

サイトロックシステムの採用により、スピーディな戦闘でも攻撃が当たるから、FPSが下手なちゃたろうでも十分に楽しめた。

また、機体ごとに作り込まれたデザインや武装、それぞれの機体が立ち回るうえでぴったりな攻撃手段と動きに感動したことを覚えている。

ここまで作り込まれているにもかかわらず、無料でプレイできるなんてお得を通り越して怖い。普通に怖い。

無料であるからこそ伝えておくが、絶対にプレイしたほうが良いゲームの一つだ。

メカブレイクの評価②|自由度の高い塗装システムが「愛機」を育てる喜び

メカブレイクを語るうえで外せない要素が、自由度の高い塗装システムだろう。

膨大な時間をかけて塗り上げた機体は、間違いなく「愛機」になる。

性能はまったく変わらないが、塗装した機体を見て欲しいがためにMVPを取る動きになるから、勝率も上がるのではないか。

MVPを取れば、マッチ終了時に敵味方問わず全員の画面に機体とパイロットが表示されるため、自分で育てた愛機をお披露目する最高の機会となるだろう。

ちゃたろうの目標は全機体全塗装だから、今度ほかのページで塗装レシピ集を公開予定だ。楽しみにしててほしい。

メカブレイクの評価③|立ち回りがわかると「沼る」!奥深い戦略性

メカブレイクは一見、機体の相性や性能差により勝率が固定されがちだが、機体やマッチ内での立ち回りがわかると「沼る」。

最初の10戦程度はマッチの勝利条件を無視し、全力で敵機撃破を狙っていたが、実際はマッチの勝利条件を満たさなければならない。

スカイレイダーやファルコンなら、機動力を活かして敵よりも先に陣地を占領しに行き、ピナカやルミナならタンクやDPS機に張り付いて回復を優先するなどの行動に勝利が委ねられている。

どう立ち回れば良い結果につながるのかを常に考えることで、奥深い戦略性のあるゲームに昇華するだろう。

メカブレイクの評価④|それでも感じる「強い機体が固定されがち」なバランスへの期待

プレイヤースキルで挽回できる場面は多いものの、機体の相性が設定されている点は揺るがない部分が多い。

ちゃたろうの感想では、アクイラ、ピナカ、赤霄、トライセラなどの機体は強い傾向にあるといえる。

ピナカは回復を上手に使いこなすと、タンクと同じくらい被ダメを受けても撃墜されないほか、アクイラは上空に留まって、敵の視界に入りにくい。

ほかにも伝えたい内容はあるが、今後のアプデでどのように改善されていくのか期待したいところだ。

メカブレイクの評価⑤|フルパが最強!「野良」で勝つためには工夫が必要

メカブレイクは、現在フルパとソロでマッチが分けられていない。そのため、フルパに対してソロの集まりが挑む形も多々ある。

勝率は確実にフルパのほうが高い。高速戦闘においてスピーディに連携が取れる点は非常に有利だ。

勝つためには、味方と連携を取ることを重視しなければならない。

誰がどこにいるのかをできる限り把握し、自分の機体がどのような立ち回りをすれば良いのかを考えることで活路が開けるだろう。

メカブレイクの総合評価とおすすめ対象

  • ジャンル: 近未来SFメカアクションシューティング
  • 開発元: Amazing Seasun Games(西山居)
  • パブリッシャー: Amazing Seasun Games
  • 価格: 基本プレイ無料(アイテム課金制)
  • 発売日: 2025年7月2日(水)
  • 対応機種: PC(Steam)、Xbox Series X|S
    • PS5版は2025年内に対応予定。
  • 言語対応: 中国語、日本語、英語など5言語

本レポートは以下の公式および信頼できるソースを参考にしたほか、実際に筆者がプレイした上で作成しています。

本記事は2025年8月時点の最新情報に基づいて作成されており、今後のアップデートにより内容が変更される可能性があります。

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