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【黒神話:悟空】黒神話:悟空の評価や難易度は?クリアした結果を正直レビュー!

西遊記を舞台に同接130万件を超えた神ゲー「黒神話:悟空(Black Myth Wukong)」。
各レビューサイトでは賛否両論あるものの、良い評価のほうが多い傾向となっている。

ひとまずちゃたたのプレイした感想を一言で述べよう。

 

「西遊記!!

 

本記事では反ポ〇コレで話題になり、ソウルライクなアクションゲームといわれていた期待の新作「黒神話:悟空(Black Myth Wukong)」のプレイレビューを解説する。

※ネタバレ要素を含んでおります。ご了承のうえ、読み進めてください。

黒神話:悟空(Black Myth Wukong)の評価一覧
良い評価①:美麗なグラフィックで制作された壮大な世界観
良い評価②:トリッキーなアクションとスキルツリー
良い評価③:難しすぎず簡単すぎないベストな難易度設定
悪い評価①:世界観にこだわった故のわかりづらさ
悪い評価②:死にゲーとはいえない?

黒神話:悟空(Black Myth Wukong)の基本情報

ゲームタイトル 黒神話:悟空(Black Myth Wukong)
開発元 Game Science
販売元 Game Science
発売日 2024年8月20日
ジャンル アクションRPG
プラットフォーム PlayStation5、Microsoft Windows
プレイ人数 1人
オンラインプレイ ×
クロスプラットフォーム ×
体験版 ×
ちゃたたは死にゲーと呼ばれるタイトルはエルデン、ダクソ1・3、ブラボ、Lies of Pなどをプレイしてきたが、普通におもしろい!!
代表的な死にゲーほど難易度が高くなく、簡単すぎないからこそ楽しめる作品だな!
開発元のGame Scienceの処女作だけど、めちゃくちゃ完成度高いと思う。
また、中国でなじみ深い物語「西遊記」を知っている人なら、よりこのゲームを楽しめるぞ!

黒神話:悟空(Black Myth Wukong)のゲーム概要

黒神話:悟空は、ソウルライクな難易度とデビルメイクライのアクション性を併せ持つようなゲームといえるだろう。
本章では、ゲームのストーリーや登場人物などから「黒神話:悟空」の世界観に触れていく。

ストーリー

古い伝説に隠された真相を究明するため,険しくも不思議な西遊の旅路を辿る

公式から発表されているストーリーだけでは物語の内容が伝わりにくいから、ちゃたたが補足するぜ!
まずは斉天大聖・孫 悟空の物語から始まるぞ!
西遊記の後日談を描いている作品だが、いきなり孫 悟空 VS 武神・顕聖二郎真君(けんせいじろうしんくん)との戦いから始まる。
白熱した戦闘の最中、悟空が優勢だったものの顕聖二郎真君の卑怯な戦いにより、拮抗状態となる。
場所を変えようと悟空が鳥に姿を変え、顕聖二郎真君があとを追う形になったとき、いきなり緊箍児(きんこじ)をはめられてしまい、隙を突かれて悟空は敗北。
落ちた場所には石が残されるだけとなった…
という、花果山に言い伝えられている昔話からストーリーがはじまる。
天から生まれた石猿で、不滅であるとされていることから、石の中には孫 悟空がいると言い伝えられている。
現在は6つの霊宝となって世界に散り、逃げ延びているらしい。
黒神話:悟空は、散り散りになった6つの霊宝を集めて孫 悟空を復活させるために、主人公である天命人が旅に出るという物語だ。

主要登場人物

ストーリーに続いて、主要人物を紹介していこう。

天命人(主人公)

主人公(天命人)|黒神話:悟空

孫 悟空と同じ見た目、同じ技、同じ武器を扱う。
術は覚えていないものの、さまざまな登場人物との出会いや戦いを経て覚えていく。
果たして孫 悟空を復活させることができるのか…

斉天大聖 孫 悟空

斉天大聖・孫 悟空|黒神話:悟空

ゲームのタイトルにもなっている、本作の重要人物。
主人公との関係性が気になる中、チュートリアルで最初に操作できるキャラクターである。
攻撃や回避など、おそらくレベルが完ストしているであろうアクションに胸の高鳴りを抑えられない。

猪 八戒

猪八戒|黒神話:悟空

初めて主人公とともに戦闘に参加してくれるお助けキャラ。
孫 悟空とともに旅をした有名な人物だが、数百年経っても生きているということは相当な凄腕の持ち主であろう。
ユーモアに富んだ発言や乱暴な口調からは想像できないが、回復の術も使える。

花果山の長老

花果山の長老|黒神話:悟空

孫 悟空の復活を望む主人公が住んでいる花果山の長老。
復活を望む理由や目的などは一切不明。

黒神話:悟空(Black Myth Wukong)の良い評価・感想

黒神話:悟空を30時間以上かけてプレイしたちゃたたの感想を正直に伝えていこう。
まずは、良い評価・感想から解説する。

良い評価①:美麗なグラフィックで制作された壮大な世界観

風景|黒神話:悟空

黒神話:悟空は「Unreal Engine 5」で制作されており、世界や人物、エフェクトなどすべてが最高の画質で楽しめる。
ステージごとに世界観がガラッと異なり、森や砂漠、雪山などさまざまな景色に目を奪われることは間違いないといえるだろう。

また、登場人物や敵キャラクターも精巧な作りとなっており、西洋ではなく東洋の妖怪を思わせる見た目は醜くも美しさを兼ね備えている。
西遊記に出てくるキャラクター達も多く、西遊記を知っている人ならさらに黒神話:悟空を楽しめるだろう。

美麗なグラフィックによる景色を存分に楽しみたい人は、ゲーム内の重要なシステムの一つである「座禅」のコンプリートをおすすめする。
座禅できる箇所はステージごとに異なるものの、どれも美しい景色を心落ち着くBGMとともに鑑賞できる。

ちゃたたが撮影した美麗なグラフィックを体感できるスクショをいくつか紹介するので、気になる人はぜひ見てほしい。

・戦闘中
スクショ①|黒神話:悟空

・ボス登場
スクショ②|黒神話:悟空

・座禅
スクショ③|黒神話:悟空

・イベントによる変化
スクショ④|黒神話:悟空

美麗な風景やキャラクターなど、さまざまなシーンを楽しんでほしい。

良い評価②:トリッキーなアクションとスキルツリー

スキルツリー&アクション|黒神話:悟空

黒神話:悟空の良い点として、トリッキーなアクションや多彩なスキルツリーが挙げられる。

攻撃スタイルは一定であるものの、技の組み合わせや法術、変化などさまざまな戦闘スキルを組み合わせることがボス攻略の糸口となる。
とくに重要な動作となるのは、「回避」だ。
回避は、体力(スタミナ)が尽きるまでは何度もおこなうことができ、敵の攻撃に対する基本の防衛策といえるだろう。

敵の攻撃にタイミングよく合わせて回避することで「瞬身」となり、棍勢(強攻撃をおこなうための気力のようなもの)を溜めつつ残像を残して隙を作れる。
瞬身スキルを上げることで、瞬身が炸裂するようになり敵にダメージを与えることも可能だ。

他サイトでは「アクションが一定すぎる」「棍術の種類を変えても攻撃モーションが同じ」と酷評されているが、ちゃたたは攻撃モーションの種類よりもさまざまな攻撃を合わせて繰り出せる「プレイヤースキルに左右されるゲーム性」を評価したい。

・瞬身が決まった瞬間、主人公の残像が出現する
瞬身|黒神話:悟空

瞬身スキルをはじめ、黒神話:悟空ではさまざまな技を悟得できるスキルツリーがある。
アイテム不要で何度でも振り直せるため、好きなように振って多くのビルドを試せる点が非常に良い。

強いボスに何度挑んでも勝てない場合や、攻略に合わせてスキルを振り直し、特化ビルドを作成することもできる。
ポイントを割り振りできるスキルには、棍法やステータス、奇術や変化などの種類があり、どれにポイントを振るのかで難易度がかなり変わるだろう。

・スキルツリーは自由自在!攻略に合わせて振り直そう
スキルツリー|黒神話:悟空

良い評価③:難しすぎず簡単すぎないベストな難易度設定

難易度がベスト|黒神話:悟空

黒神話:悟空のゲーム全体の流れの一つに、ボスラッシュが挙げられる。
大ボスとなる「妖王」に加えて中ボス的な存在の「頭目」がおり、すべてのボスを倒すとなると70体以上倒さなければならない。

数だけ見ると相当大変なゲームの印象を受けるが、実際はそこまで難易度が高い”死にゲー”とはいえないだろう。
ちゃたたは実際、ほとんどのボスを倒しているが苦戦したのは1、2体だったため、難しすぎて心が折れるといったボスは非常に少ないかつ、ゲーム内に攻略要素が隠されている場合が多い。
隠されてる攻略アイテムを入手できれば、苦戦したボスも簡単に倒せるはずだ。

また、いわゆる雑魚と呼ばれるその辺にあふれている「小妖」に関しては、基本的に簡単に倒せる点も好印象だ。
雑魚に苦戦して面倒な戦闘を強いられることなく、要所要所の復活ポイントである祠にたどり着けるだろう。
なかには魂魄(こんぱく)と呼ばれる、中国医学で霊を表すものを宿している小妖もいるが、頭目よりも弱いが小妖よりは強いといった具合だろうか。

以上のことを踏まえると、黒神話:悟空は楽しめる範囲で苦戦する死にゲーといえる。

グラフィック、ゲーム性において◎のゲームだな!
ちゃたたは2章の妖王・黄風大聖にめちゃくちゃ苦戦したぞ!!時間でいうなら1時間半は戦ってたし、回数でいうなら15回くらい戦ったんじゃないかな?
1章はチュートリアル、2章が登竜門、3章から本格的な黒神話:悟空だと感じたぞ!
ネタバレになるけど2章の妖王・黄風大聖に挑む際は、嵐の効果を打ち消すアイテム「定風珠」を先に入手するのがおすすめだぜ!
酒に酔っている猪のイベントを進めてみてくれ。
もちろん各章のメイン妖王に有効な法具がそれぞれあるから、戦う前に入手したら装備して使ってみよう。
ストーリー攻略がだいぶ楽になるぞ!!

黒神話:悟空(Black Myth Wukong)の悪い評価・感想

黒神話:悟空には、良い評価だけでなく悪い評価ももちろんある。

すべてのゲームにいえることだが、ネガティブポイントがないゲームは存在しない。
そんな点を踏まえたうえで読み進めてみてほしい。

悪い評価①:世界観にこだわった故のわかりづらさ

エリア外|黒神話:悟空

各レビューサイトでも散見されるが、とにかくマップの境界線がわかりづらい。
この先に行けるのではないか?と、進もうとしても行けない場所が非常に多くある。

しかし、リアルな世界観を追求した結果ともいえ、一概にわかりづらいから酷いゲームというわけでもない。
ただエリアとエリア外の境界には、なにかしらのエフェクト(うっすらと壁ができる等)があっても良いのではないかと感じた。

反対に絶対行けるであろう場所が行けない場合に、透明の波紋のようなエフェクトが浮かんだ際は謎を解くことで必ず行ける道でもある。
エフェクトの有無でも攻略ポイントが判明してしまう点は、探索の醍醐味を打ち消しているようにも感じてしまう。

また、基本的に落下死はないとされている黒神話:悟空だが、敵の攻撃を受けて吹っ飛んだ際は落ちる場合や、ステージによっては落下死が目的の場所もあるので、注意が必要だ。

悪い評価②:死にゲーとはいえない?

本当に死にゲー?|黒神話:悟空

死にゲーとして周知されていたことから、ソウルライクを好むファンにとって黒神話:悟空は期待外れだったかもしれない。
ちゃたた自身もダークソウル、エルデンリング、ブラッドボーンなど、いくつか死にゲーを遊んできたが、比べると難易度は異常に低いといえるだろう。

死にゲーといえば、「死んだら経験値を失う」ことが基本だが、黒神話:悟空は死んだときに失うものが一切ない。
ポジティブポイントとして捉えることもできるが、多少なりとも死にゲーをプレイしてきたちゃたたにとってはネガティブポイントの一つだ。
死ぬことによるデメリットがなければ死に対する恐怖心がなくなり、緊張感および達成感のある戦闘にはなりにくいと考えているためである。

また、Lies Of Pと同程度の難易度であると感じており、死にゲー初心者には刺さるものの、高難易度をクリアしたときの達成感を味わいたい方には、正直刺さらない。
しかし、ちゃたたが苦戦したようにボス戦のギミックに対してアイテムを使わずに倒そうとすると、これぞ死にゲーといえるほどの難易度を体感できる。
プレイスタイルにより難易度も大きく変えられる点は、評価してもいいのではないだろうか。

結論としては、ソウルライクファンからすれば死にゲーとはいえないが、慣れていない人には楽しめる死にゲーである。

黒神話:悟空(Black Myth Wukong)の評価から見るおすすめする人/しない人

ここからは、以上の評価を基におすすめする人としない人をそれぞれ解説する。
ちゃたたが感じたことではあるが、ぜひ参考にしてみてほしい。

良い評価・悪い評価からおすすめする人

  • 西遊記が好きな人
  • アクションゲームが好きな人
  • 死にゲーに挑戦してみたい人
  • 高グラフィックなゲームがやりたい人

物語が西遊記の後日談である点や登場人物、敵が西遊記に出てくる妖怪である点などから、西遊記が好きな人や物語に知見がある人には非常におすすめのタイトルだ。
また、高グラフィックなゲームにのめり込みたい人にも黒神話:悟空の美しさを体感してほしいと思う。

数々の死にゲーをこなしてきた猛者よりも、これまで死にゲーに触れてこなかった人にこそおすすめしたい。
難しすぎず簡単すぎない難易度のため、何度か死ぬことがあるものの必ずボスを撃破できるだろう。

良い評価・悪い評価からおすすめしない人

  • 高難度の死にゲーをクリアしたい人
  • 探索が苦手な人

黒神話:悟空は、ソウルライクな作品ではあるものの、高難度ではないことから死にゲー好きにおすすめとはいえないだろう。
しかし、「この程度の難易度余裕だわw」とマウントを取るには十分なため、死にゲー好きにも触ってもらいたいとは思う。

他サイトでは、「探索要素のメリットが少ない」、「探索が面倒」といわれているが、黒神話:悟空のクリアにおいて探索は必須である。
次項で記述するが、探索をしなければ難易度が爆上がりするだけでなく、入手できない武器や装備、術が多数存在する。

探索が苦手な人は、黒神話:悟空を最大限楽しめないとちゃたたは感じるため、あまりおすすめはしない。

ちゃたたが教える!黒神話:悟空(Black Myth Wukong)の攻略

最後に、ネタバレを極限に抑えたちゃたたによる黒神話:悟空の攻略ポイントをいくつか紹介する。
具体的なボスの倒し方や隠されている道を教えるわけではなく、あくまで黒神話:悟空を楽しくプレイしてもらうための情報として確認してみてほしい。

攻略ポイント①:探索必須!細部までくまなく調べよう

黒神話:悟空は、発売当時に我先にとプレイヤーがレビューを投稿していたが、その中に「探索要素が微妙」というものが多く見られた。
しかし、実際はストーリーを進めていくにつれて探索ポイントは増加していき、隠しボスも複数存在するほか隠し要素、人物なども非常に多く用意されている。

そのため、黒神話:悟空において探索は必須の要素といえるだろう。
探索しなければ装備を作る素材や丹薬(さまざまな効果がある薬)を作る素材が集まらない。
ほかにもいわゆる回復薬として用意されている葫蘆(ころ)も付随効果や回復量が種類によって異なるので、探索しなければ入手できないものがある。

装備や武器も同じく、メインストーリーではない道で出会ったボスや探索で見つけたアイテムから入手できる場合があるので、隅々まで探索しよう!
ボスと戦ったエリアにもアイテムが隠されていることもあるから、絶対に忘れないように!!
ネタバレになるが、探索がどれほど重要なのかを表すためにちゃたたが探索した結果、入手できた仙酒や神器武器などを載せておこう。

・武器
武器|黒神話:悟空

 

・仙酒
仙酒|黒神話:悟空

 

・仙丹
仙丹|黒神話:悟空

 

・魂魄
魂魄|黒神話:悟空

ほかにも多くのアイテムや素材などがあるので、探索してぜひいろいろと見つけてみてほしい。

ちなみにちゃたたは、1周目でイベントを終わらせる前にエリアボスを撃破してしまったためイベント進行不可となり、入手できないアイテムがいくつかあった。
すべてを明かすつもりはないが、4章の秘密エリアに行った際は注意してほしい。

攻略ポイント②:勝てなくても諦めるな!勝つ方法は必ずある

ボス戦|黒神話:悟空

難易度が高すぎないとはいえ、苦戦を強いられるボスは少なくない。
頭目にしろ妖王にしろ、強い奴は強いのだ。
とくに1章はチュートリアルといえるほど難易度が低いため、行き詰まる人は少ないだろう。

しかし、2章の妖王・黄風大聖は非常に強く、秘密エリアを攻略していない場合は苦戦を強いられるのではないだろうか。
ほかにも1章に出てくる魂魄が入手できる「亡魂」や、3章の隠しボスである妖王・小黄龍など、ある程度難易度の高いボスが存在する。

そんなときは、次の事項を参考にしてみてほしい。

  • 攻撃パターンを覚える
  • 劈棍、立棍、刺棍を上手に使う
  • アイテムを使用する
  • スキルを振り直す
  • 能力値を上げる

まず死にゲー攻略で必須といえるスキルが、「プレイヤースキル」であることは間違いないだろう。
強すぎるボスだろうが、何度も挑むことで攻撃のタイミングやパターンが見えてくる。
そこに回避を合わせることで、ダメージを受けづらくなり、結果的に倒せるようになるというもの。

続いて、黒神話:悟空には3種類の棍法があるため、敵との相性が良い棍法で戦う作戦だ。
地面を這うような攻撃が避けられない場合には立棍で避けつつ攻撃する、距離を取ってくる敵なら刺棍でダウンを取る、など棍法を活用して攻略してみよう。

それでも勝てない場合には、属性耐性を上げたり会心率を上げたりできる丹薬を使ってみる、勝てないボスの弱点に合わせてスキルを振り直して特化型にする、仙丹を使用したりレベルを上げたりして能力値を上げる、などを試してみてほしい。

いずれかの過程で、必ず倒せるだろう。

黒神話:悟空(Black Myth Wukong)の評価まとめ

黒神話:悟空の総合評価は★★★★☆だ!

グラフィックやゲーム性など、素晴らしく非常に良いゲームだが、細かい点が気になるほかストーリーへの理解および感情移入が難しい。
中国の物語であるため読めない漢字も多く、初めはフリガナがあるものの2回目以降字幕に出てくる言葉にはフリガナがないため、覚えられない。

最後までネタバレを含んでしまうが、物語の途中でいきなり「悟能」と呼ばれるシーンがあり、ちゃたたは主人公の名前か!?と勘違いしてしまったが、実際は猪八戒の名前だという。
そういった西遊記に知見がある人にしかわからない内容が、物語の大筋に深くかかわっている点からストーリーを楽しみたい方には不向きだろう。

しかし、ゲームの完成度は非常に高く、軽快なアクションもプレイしていて楽しい。
なにより孫 悟空が使っていた妖術である金剛術や分身術、敵の動きを止める定身術や姿を透明にする気功術など、さまざまな術に加えてボスやNPCに姿を変えて戦う変化は、非常におもしろい。

孫 悟空のように、敵を弄ぶようにひょうひょうと倒せるようになったら、黒神話:悟空の本当のおもしろさが見えてくるのかもしれない。
2024/8/25現在、PS5とSteamにてプレイできるので、ぜひ遊んでみてほしい。

尚、ちゃたたがプレイした動画もボス戦集のような形式で公開する予定なので、そっちも併せて視聴してくれ!

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